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苦手なことがあってもやり方を工夫すれば乗り越えられる! 第2回:時間管理が苦手でも工夫しだいで乗り切れる

時間管理が苦手でも工夫しだいで乗り切れる

 社会の基本として、タイムマネジメントができない人間は責任ある仕事を任されませんし、周囲からの信用も得られません。結果、たくさんのチャンスを逃すことになるので、子どもの頃からタイムマネジメントを身につけることは大切だと思います。ただ、得手不得手がありますから、やり方の工夫は必要です。

 人に決められたことをこなすのが得意なら親や先生にスケジュールを立ててもらうといいですし、人に決められるのが嫌なら、私のように毎日の分量を決めて、自分のペースで進めるといいでしょう。時間を管理することが向いていない上に管理されるのも嫌。でもなんとかしたい!と思うなら、時間管理ができないとどんな実害があるかをはっきりさせるといいかもしれません。「将来、いい仕事に就けない」といった漠然としたものではなく、もっと身近なところで生じる損害です。たとえば、毎日時間を決めて勉強をしないと塾のクラスが下がって、好きな子と離れちゃうとか。「あの子と会えなくなるのはイヤ~!!」と思えば勉強しますよね。他にも、時間内に宿題を終わらせないと、自由時間がなくなる、とか。「楽しいゲームの時間を手放すなんて何のために生きているか分からない~!!」でもいいわけです。小さなことでも、時間を守れなかった時に生じる損害がイメージできれば、お尻に火がつきます。ただ、小学生の場合は自分だけで考えるのは難しいでしょうから、親や塾の先生が一問一答のような形で本人の「失いたくないもの」を見つけてあげるといいと思います。

小島慶子

小島慶子

1995年、TBSに入社。アナウンサーとしてテレビ・ラジオに出演。
1999年に第36回ギャラクシー賞DJパーソナリティー部門を受賞。
2010年6月、TBSを退社。以降、タレント、エッセイストとして活躍。

近著に『屈折万歳!』(岩波書店刊)
「どこにも居場所がない」「自分のことを好きになれない…」と悩む10代は多い。著者もまた人との距離をつかめず、親との関係もうまくいかず、学校でも就職したテレビ局でも空回りしては落ち込む日々を送っていた。そんな自らの屈折体験をふまえ、「いろいろあるけど人生はそう捨てたもんじゃないよ」と悩める10代の子どもたちへの応援本。